戦いすんで日が暮れても

まもなく70代に突入するおばさんの本音

昭和の力

アメリカから戻ってすぐに仕事が始まった。
新しいプロジェクトも始動前の準備段階で私は新しく入社する18名分の研修準備だけをしていたので楽だった。


 そして今…覚悟はしていたけど戦争のような忙しさ。といっても「私は忙しい」オーラを出さぬよう新人さんたちに何を相談されてもゆとりを見せるフリ。
そしてその新人さんたち、なかなか飲み込みも早く人選をしてくれた派遣会社にも感謝。ところが!
数日すると突発休続出。それも若い人ばかり。
希望休は気持ちよく受け入れているのになぜこんなにも簡単に休む?
体調が悪い、頭が痛い、お腹が痛い、膝が痛い(これはなかった)と言われたら「お大事に」としか言えない。
 果てはジンマシンが出た!だの、歯を抜いたら痛かった、喉が痛いなどよくまあ、毎日、色んな理由で電話してくること。
みな、1人のおばちゃんの除き、20代ばかり。


 派遣会社を通して続ける意志はあるのか、確認してもらったところ続けたいんだって!
オイオイ…本当なのかい?


 私ははずっと自営業で生きてきたし、その後のパート勤めでも有給と忌引き以外で休みをもらったことはない。これが昭和の力?今は違うんだよね。根性論はもちろんタブー。ましてや体調不良を理由に休んでいる人を批判などしたらとんでもないことになる。それも合点承知の介!
でも敢えて言わせてもらおう。
喉が痛いならタバコなど吸うな!
ジンマシンが2週間も続くなら病院へ行け!

責めはしないよ、責めたってしょうがない。
でもね、そのうち居場所がなくなるからね。信用されない、信頼されない人生は、結構虚しいと思うけどね、昭和の世代から見ると…。
今日も休まず出社する昭和の世代の仕事ぶりを見ながら感謝しかない。
明日から三連休。ゆっくり体を休めてね。