古き良きアメリカ
始めにこの言葉をタイトルにするにあたり、正直「書いていいのかなぁ。」と少し躊躇した。
歳のせいなのか、何度か訪れるうちに私の見方が変わったせいなのか‥。
とりあえず3日ほど前に心優しき婿殿が準備してくれたキャンプへと出掛け、日曜日の今日帰宅した。
元々、日本でも子育て時代キャンプにはまり、子育てが終わったらソロキャンパーになってのんびりと出掛けたいものだと妄想していた時期もあった。
が、こちらのキャンプ事情は全く違う。どでかいトレーラーをダブルキャブで引っ張りキャンピングサイトにドン!娘のところのも大きいと思って見ていたが上には上、大型バス並の自走車もある。
家一軒買えるのだそうで実際、娘家族が住む家もそういう老夫婦が売りに出し今は家を持たず、アメリカ中を回っているとのこと。
と、それはさておき。
婿殿のトレーラーの中はベッドがダブル、シングルが4つ、オーブンからレンジ、シャワー、トイレ、55インチほどのテレビは2台外で楽しむグリルと呆れるほど。
ほんと、あきれた。
ヘタなホテルより広くて立派。なによりなぜにこんな設備でガソリン垂れ流して家を離れるのだ!
あぁ、私の知っているアウトドアはどこへ行ったのだ。
汚れ物はできるだけ出さないように工夫し、不便さの中で自然の美しさ、楽しさを味わったのではなかったか。
四姉妹の中でも1番、自然を愛で小さな生き物にも心躍らせた子だったのに‥。
こんなことを言ってるとただのぼやきだね。
アメリカにだって自然の大切さやエコについて訴えている人たち、団体はいる‥だろう。私の狭い視野ではうまく説明できない。
ただ、日本で話題にしていることが世界中で話題になっているとは限らないのは確かだ。
ま、そんなことを色々思い巡らしていた3日間だった。
そして昨日、stormの予報だったのが一転、晴れ渡った清々しい日になったので近くのart village に出かけた。古き良き時代を思わせる観光地なんだけど。純粋に楽しかったね。
1956年生まれの私としてはアメリカドラマ、名犬ラッシーは憧れだった。でもこの歳になるとわかる。『古き良きアメリカ』というのは現実には表も裏もあるということ。
古き良き時代は日本にしてもアメリカにしても新しき良き時代になって欲しいと切に願う。
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